• 本

クレジット・デリバティブ モデルと価格評価

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-492-71168-2
4-492-71168-6
税込価格 6,160円
頁数・縦 514P 22cm

商品内容

要旨

クレジット・デリバティブを評価するモデルについて知ることには、複雑にみえる問題をより本質的な問題に置き換えて評価したり、さまざまな金融商品の価格間の裁定取引を排除したり、複数の取引に伴うリスクを把握するなど、さまざまなメリットがある。しかし、現在、取引されているクレジット・デリバティブは多種多様であり、適切なモデルも、場合によって当然異なってくる。本書では、CDOやCLOの評価モデル、回収リスクの評価モデルから、信用格付けモデル、企業価値に基づくクレジット・リスク・モデル、また今後最も有望視されているコピュラ関数を用いたモデルなど、さまざまなモデル化手法を取り上げ、それぞれの長所・短所を詳細に解説している。

目次

第1章 イントロダクション
第2章 クレジット・デリバティブ―概観とヘッジに基づく価格評価
第3章 クレジット・スプレッドと債券価格に基づく評価
第4章 数学の準備
第5章 高度なクレジット・スプレッド・モデル
第6章 回収率のモデル化
第7章 強度モデルの実装
第8章 格付けに基づくモデル
第9章 企業価値に基づくモデル
第10章 デフォルト相関モデル

出版社
商品紹介

クレジット・デリバティブのプライシングにおける基礎や基本モデルを丁寧に解説する。モデルの背景から数学的な導出方法までを紹介。

著者紹介

望月 衛 (モチズキ マモル)  
京都大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネス・スクール修了。大和証券(株)を経て、大和証券投資信託委託(株)審査部で投資信託のリスク管理、およびデリバティブの評価・分析等に従事。CFA、CIIA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)