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エンダウメント投資戦略 ハーバードやイェールが実践する最強の資産運用法

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-492-73326-4
4-492-73326-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

米国屈指のハーバード大学やイェール大学は、実は世界でもっとも先進的な機関投資家だった!投資哲学から実際の運用手法、さらには個人投資家のための活用事例に至るまでわかりやすく解説する。

目次

第1部 基礎編―ハーバードやイェールの投資戦略(エンダウメントとは
エンダウメント投資戦略とは
運用会社の選択をどうやるか
個人投資家とエンダウメントの共通点)
第2部 実践編―個人投資家のためのエンダウメント投資戦略(資産配分(アセット・アロケーション)
投資時期(マーケット・タイミング)
投資対象銘柄・ファンド選択(マネジャー・セレクション)
エンダウメント投資戦略に欠かせないツール
エンダウメント・ポートフォリオの構築
ヘッジファンドを理解する
エンダウメント投資戦略の具体例
21世紀これからの投資環境)

おすすめコメント

米国屈指の名門ハーバード大学やイェール大学は、実は世界でもっとも先進的な機関投資家だった! その投資哲学から実際の運用手法、さらには個人投資家のための活用事例に至るまでわかりやすく解説する。個人投資家向け 初の本格的解説書 ●シンプルなエンダウメントの投資手法 エンダウメントの投資手法は、きわめて「シンプル」です。@中長期的な方針を立て、A信頼のできるファンドマネジャーに運用を託し、B頻繁に方針の変更は行わない、というものです。きわめて単純なようですが、この方針で頻繁に売り買いをくり返しているヘッジファンドなどに比べ、安定して高いリターンを上げることができます。エンダウメントの最大の強みは、投資しているお金が返済する義務のない純粋な自己資金だという点です。ヘッジファンドなどは、基本的に他人から預かった資金で運用を行っていますので、いずれ何らかの形で返済しなければなりません。したがって、「期限」「時間」という大きな制約の中で結果を出すことが求められます。そうなると、たとえば2008年の金融危機のような状況で一時的な暴落が発生した際などには、どこかで損切りしなければなりません。しかし、「期限」や「時間」の制約がないエンダウメントは、こういったシーンで積極的に買いを入れることができるのです。●エンダウメントの手法は、個人投資家でも実現できる エンダウメントの投資手法は「シンプル」ですので、個人投資家も同じ手法をとることは可能です。本書では、エンダウメントが行っている、@資産配分(アセット・アロケーション)の考え方、A投資時期(マーケット・タイミング)の見極め方、B投資対象銘柄やファンドの選び方(マネジャー・セレクション)について、わかりやすく解説しています。また、エンダウメントの最大の強みである「時期」や「時間」の制約を受けないという点は、個人投資家も同じです。したがって、エンダウメントの投資手法は、個人投資家こそ実現しやすいのです。

著者紹介

山内 英貴 (ヤマウチ ヒデキ)  
株式会社GCIアセット・マネジメントファウンダー・代表取締役CEO。1963年栃木県鹿沼市生まれ。日本興業銀行でトレーディング・デリバティブ関連業務に従事した後、2000年4月に独立し、ヘッジファンド運用に特化した資産運用会社グローバル・サイバー・インベストメント(現GCIアセット・マネジメント)設立。2007年4月より東京大学経済学部非常勤講師。1986年東京大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)