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ユニクロ症候群(シンドローム) 退化する消費文明

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-492-76191-5
4-492-76191-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 215P 19cm

商品内容

要旨

「ユニクロ」の驚異的成功の背景は、「経済の衰退と若者の感性圧縮による消費文明の退化」にある。本書は「ユニクロ症候群」とも言うべき広範な社会現象を捉えて「退化する消費」という現実を明らかにするとともに、「グローバル平準化」という消費スタイルから産業構造にまで及ぶ歴史的変化を、衣料品業界のみならず家電業界や自動車業界まで視野を広げて浮き彫りにしたものである。

目次

第1章 ユニクロ栄えて国滅ぶ?
第2章 成果なきユニクロ症候群
第3章 ユニクロ成長の軌跡
第4章 国民的ブランドからグローバルブランドへ
第5章 ユニクロは古典的ビジネスモデル
第6章 ファーストリテイリングは5兆円構想を達成できるか?
第7章 退化する消費文明
第8章 没落する日本

出版社
商品紹介

ファッション業界の第一人者が、ユニクロを中心に、振り回される業界と衰退する日本の消費社会を描き出す。

著者紹介

小島 健輔 (コジマ ケンスケ)  
小島ファッションマーケティング代表取締役。慶應義塾大学商学部卒業。大手婦人服専門店チェーン、コンサルタント会社を経て、1981年に小島ファッションマーケティングを設立。感性に依存しがちなファッション業界にあって、データに基づく科学的マネジメントと現場の技術革新に基づく経営戦略を提唱してきたビジネス・エンジニアである。SPAから百貨店に至るグローバルなビジネスモデル研究と商業立地分析をベースに、ブランドビジネスや商業施設のコンサルティングやプロデュース活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)