日系自動車メーカーの中国戦略
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 2015年3月 |
ISBNコード |
978-4-492-76217-2
(4-492-76217-5) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 173P 21cm |
商品内容
要旨 |
不安定な経済、熾烈な競争、環境汚染、人材の確保、グローバル戦略の方向。中国で成功するための課題と対策を提言する。 |
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目次 |
序章 中国の風土と自動車産業の特質 |
おすすめコメント
研究にあたって、中国国家発展改革委員会総合運輸研究所、エネルギー研究所、上海社会科学研究院など、中国の主だった研究機関にインタビューを実施。これにより、中国政府の経済戦略、中国自動車産業と市場の現状、交通渋滞や排気ガス汚染といった環境問題など、中国が抱える課題を詳細に考察した。研究者のみならず、実際に中国で事業展開している自動車関連メーカーも執筆に参加。生産現場、中国市場により近い観点で、日本企業の立ち位置、日本企業の課題、日本企業の今後とるべき戦略などを考察している。ポイントとしては (1) モジュール化が進行しており、部品製造、組み立て工程での利幅は減少しているので、利幅のよいアフターマーケットを意識した戦略が必要。(2)日系中小部品メーカーは、技術力を生かし、欧米メーカーや華僑企業と提携し、経営リスクを軽減すべき。(3)ここ5〜10年については、環境技術の開発が重要。