FOOTPRINTS 未来から見た私たちの痕跡
出版社名 | 東洋経済新報社 |
---|---|
出版年月 | 2021年6月 |
ISBNコード |
978-4-492-80091-1
(4-492-80091-3) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 315,15P 20cm |
商品内容
要旨 |
私たちは後世に何を残すのか?私たちによって何が失われてしまったのか?私たちは世界をどのように変えてしまったのか?新たな視点で捉えた地球環境問題と私たちが負うべき未来への責任。 |
---|---|
目次 |
序章 呪われた未来の痕跡 |
出版社・メーカーコメント
5000万キロにわたって延びる道路、放射能で2万年後まで住めない土地、10万年後も残り続ける二酸化炭素、化石化するプラスチックごみ、沈みゆく巨大都市、宇宙空間をさまよう人工物……人新世が地球に刻む負の遺産とは?私たちの文明は、未来に何を残すのだろうか? 私たちはこの地球を永遠に変えてしまったのだろうか?スコットランドのエディンバラから、海に沈みゆく上海、汚染されたバルト海、サンゴの白化現象が進むグレートバリアリーフ、フィンランドの核廃棄物処分場などを訪れながら、我々現代人が残す「未来の化石」を紹介する。また、生物多様性や、地球の歴史を刻む南極の氷床コアのような、私たちによって失われてしまうもの、さらには、抗生物質によって進化する細菌といった、人間によって変化してしまったものなどをも取り上げる。現代の人類は、すぐ直後の数世代に対してのみならず、数百・数千世代のちの子孫たちに対する責任を負っていることを突きつけ、遠い未来の子孫たちに、私たちがどのように記憶されることになるのかを明示する、人新世をかつてない巨視的なスケールで描く画期的な書。