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折り紙の本

寄り道の科学

出版社名 日刊工業新聞社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-526-08369-3
4-526-08369-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 153P 21cm

商品内容

要旨

折り方にはルールがある。生物に学ぶ折りたたみ方。折るのは紙だけじゃない。モノづくりと折り紙の関係。

目次

1 文化・産業としての折り紙(折り紙の基本形と展開図
折り紙の設計図 ほか)
2 折り紙が学問になる(日本発の学問「折紙工学」
ハニカムコアの発明 ほか)
3 折り紙を科学する(折り紙の基本折りと基本形の応用
芸術性の高い作品に使われる「ねじり折り」 ほか)
4 折り紙と産業化(折り紙の産業化への4つのハードル
展開と収縮に優れる「ミウラ折り」 ほか)
5 折り紙の力(身のまわりにある建築産業への応用
期待される医療機器や肺の呼吸モデルへの応用 ほか)

著者紹介

萩原 一郎 (ハギワラ イチロウ)  
京都大学工学研究科数理工学専攻修士課程修了。1972年4月に日産自動車(株)に入社、総合研究所で勤務。東京工業大学(現東京科学大学)工学部機械科学科教授、上海交通大学客員教授兼、同大学騒音・振動・ハーシュネス(NVH)国家重点研究所顧問教授、東京工業大学大学院理工学研究科機械物理工学専攻教授。2012年4月から明治大学研究・知財戦略機構(OSRI)特任教授/先端数理科学インスティテュート&自動運転社会総合研究所所員、東京工業大学(現東京科学大学)名誉教授。工学博士。第22期、23期日本学術会議会員。日本応用数理学会・日本機械学会・日本シミュレーション学会・日本計算力学連合各名誉会員、米国機械学会・自動車技術会・アジアシミュレーション学会連合各フェロー
奈良 知惠 (ナラ チエ)  
お茶の水女子大学理学部数学科卒業。神奈川県立高等学校に専任教員として3年間勤務後、母校の大学院に戻り、修士課程・博士課程を修了。学術博士(数学)。武蔵工業大学(現東京都市大学)講師、ミシガン大学客員研究員、東海大学理学部・阿蘇教養教育センター教授、明治大学研究・知財戦略機構(OSRI)客員教授を歴任。現在、明治大学OSRI客員研究員/先端数理科学インスティチュート所員。現在の専門は離散幾何学および折紙工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)