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AI世界秩序 米中が支配する「雇用なき未来」

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-532-17658-7
4-532-17658-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 310P 19cm

商品内容

要旨

雇用消滅と社会混乱を日本はどう生き延びるか。AIが世界中の富と雇用と税収を米中にかき集める一方、両国内ではAI独占企業が誕生し、貧富の格差が激化する。AI技術を獲得できなかった他国は、隷属の道を歩む―中国IT業界の先駆者が、来たるべき新しい世界秩序を描く。次世代の必読書。

目次

1 中国のスプートニク的瞬間
2 模倣者たちの大競争
3 中国のインターネット並行宇宙
4 中国対アメリカ
5 AIの4つの波
6 ユートピアとディストピアとAI危機の本質
7 AIと人間性―癌の教え
8 人間とAIの共生に向けて
9 AIの未来を描く

おすすめコメント

AI時代、全世界の富と雇用は、米中IT企業が吸い上げる! 世界中で社会・政治・雇用が不安定化し、格差が拡大する未来を覚悟せよ!

著者紹介

李 開復 (リー カイフー)  
中国の次世代ハイテク企業を育てることを目的としたベンチャーキャピタル、シノベーション・ベンチャーズの創業者。台湾生まれ。11歳で兄を頼って渡米。コロンビア大学でコンピュータサイエンスを学んだのち、カーネギーメロン大学コンピュータサイエンス科の博士課程でAIを研究。不特定話者の音声認識ができる世界初のプログラムを開発。その後、AI音声認識の研究で世界をリードしていたアップルに入社。マックに初めて搭載された音声認識プログラムを開発した。1998~2005年にかけてマイクロソフトに勤務し、マイクロソフト・リサーチ・アジア(MSRA)を北京に設立。2005~2009年にかけてグーグル中国法人の社長。2009年にシノベーション・ベンチャーズを設立。同社は現在350社以上に投資している。そのうち70社以上が企業価値1億ドル以上と評価され、うち17社が企業価値10億ドル以上と評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)