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炎上しない企業情報発信 ジェンダーはビジネスの新教養である

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-532-32237-3
4-532-32237-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 255P 19cm

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要旨

セクハラ事件や、ジェンダー意識が欠落したCMや広報動画などの「炎上」が後を絶たない。企業イメージや製品ブランドを毀損するこれらの失態を防ぐとともに、グローバルな価値基準に適った経営や働き方を実現するには、すべての日本人が“教養”としての「ジェンダー視点」を身につけるべきだろう。本書では、「#MeToo」運動など世界的にもジェンダー意識の高まりが見られる現代において、ジェンダー視点を性別に関わらずビジネスパーソン共通の「新教養」にまで高める必要性を論じながら、あるべき「女性像」を描く情報発信の新ルールを指南。企業CMや自治体の広報動画の「炎上」事例、ディズニー・プリンセス映画の変遷などを分析し、ビジネスの場においてジェンダーをどのように扱うべきかを考察している。著者は、日経BP社の経済誌記者の経験もあるフリージャーナリストで、主にダイバーシティ経営、女性のエンパワーメントについて執筆。日本政府主催の国際女性会議WAW!国内アドバイザーなど多数の役職等を務めている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年11月28日]

商品内容

要旨

なぜ、優良企業のCMが相次いで攻撃されるのか?時代錯誤な“女性像”で地雷を踏まないために、知っておきたい最新ビジネスコミュニケーション作法。

目次

第1章 あなたの会社にESGアクティビストから質問状が来る日
第2章 なぜ優良企業のCMが相次いで「炎上」するのか
第3章 ジェンダー炎上を読み解く―過去から最新グローバル事例まで
第4章 ディズニー・プリンセス映画はなぜ炎上しないのか―お姫様から中性的ヒロインへ
第5章 ディズニー・プリンセス映画の長寿を支える3つの戦略
第6章 日本企業が学ぶべきディズニー 7つのコンテンツルール
第7章 ジェンダーはビジネスの新教養である

おすすめコメント

セクハラ的な女性像の発信は炎上リスクとなった今。人気ディズニー映画や炎上CMからジェンダー専門家がまとめた最新情報発信ルール!

著者紹介

治部 れんげ (ジブ レンゲ)  
1997年、一橋大学法学部卒。日経BP社にて経済誌記者。2006〜07年、ミシガン大学フルブライト客員研究員。2014年よりフリージャーナリスト。2018年、一橋大学大学院商学研究科経営学修士コース修了。現在、昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。東京大学情報学環客員研究員。日本政府主催の国際女性会議WAW!国内アドバイザー。東京都男女平等参画審議会委員(第5期)。公益財団法人ジョイセフ理事。一般財団法人女性労働協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)