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モビリティ・エコノミクス ブロックチェーンが拓く新たな経済圏

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-532-32365-3
4-532-32365-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 333P 19cm

商品内容

要旨

MaaS&CASE収益化へのラストピース!デジタルツインの実用化、進化するサプライチェーン、スマートシティの創造、モビリティのデータマーケットプレイスの誕生…ウェブ3.0時代の最先端動向を解説。世界最大のコンソーシアムのトップが語る!

目次

プロローグ スマートシティの構築と持続可能な発展を促すブロックチェーンモビリティ
第1章 規模の不経済性に陥る自動車メーカー
第2章 自動車産業にもウェブ3.0時代の到来
第3章 ブロックチェーン、500年に一度の革命
第4章 サプライチェーンのレジリエンスを高める
第5章 EVはコネクテッドカーからコネクテッドバッテリーへ
第6章 レモンをピーチに自動車流通の進化が加速
第7章 「コモンズの悲劇」を解決するデータマーケットプレイス
第8章 スマートシティの構築と地域経済の活性化
対談 クリス・バリンジャー/深尾三四郎―ブロックチェーン×DXで新たな「日本モデル」を

著者紹介

深尾 三四郎 (フカオ サンシロウ)  
伊藤忠総研産業調査センター上席主任研究員兼モビリティ・オープン・ブロックチェーン・イニシアティブ(MOBI)理事。1981年東京・目黒生まれ。98年に経団連奨学生として麻布高校から英ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)のアトランティック校(Atlantic College)へ留学。2000年に同校卒業後、独フォルクスワーゲンのヴォルフスブルグ本社でインターンシップを行い、自動車産業に関心を持つ。03年英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)を卒業、二酸化炭素排出権取引と持続可能な開発(Sustainable Development)を学び、地理・環境学部で環境政策・経済学士号を取得。同年野村證券入社、金融研究所に配属。05年から英HSBC(香港上海銀行)での自動車部品セクターの証券アナリストに従事し、08年米StarMine(Thomson Reuters)Analyst Awards日本自動車部門2位受賞(銘柄選別)。09年から米国及び香港のヘッジファンドで日本・韓国・台湾株のシニアアナリスト。機関投資家としてスマートフォンの黎明期と液晶モニター、太陽電池の進化を目の当たりにした。浜銀総合研究所を経て、19年8月より現職。MOBIでは19年8月に顧問(Advisor)、20年1月に理事(Borad Member)に就任。日本コミュニティの活動を統括し、アジア全域の会員拡大にも貢献。国内外で自動車産業とイノベーションに関する講演、企業マネジメント向けセミナーを多数実施
バリンジャー,クリス (バリンジャー,クリス)   Ballinger,Chris
モビリティ・オープン・ブロックチェーン・イニシアティブ(MOBI)共同創設者兼最高経営責任者(CEO)。1957年米ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。80年米アマースト大学(Amherst College)卒業。レーガン大統領経済諮問委員会で国際貿易のエコノミストを務めた後、85年米カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)で経済学の修士号を取得。金融工学の専門家として米バンク・オブ・アメリカでシニア・ヴァイス・プレジデントを務める。08年から17年までトヨタ自動車の金融子会社であるトヨタモータークレジット(TMCC)で最高財務責任者(CFO)。14年から17年まではトヨタファイナンシャルサービス(TFS)でグローバルイノベーション部門のトップ(Global Head of Innovation)を兼任。17年からトヨタリサーチインスティテュート(TRI)でCFO及びモビリティサービス部門長(Head of Mobolity Services)として、次世代モビリティサービスの構築に従事した。TRIを退職し、18年5月にMOBIを創設。国際カンファレンスで自動車及びブロックチェーンに関する基調講演を多数実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)