• 本

アジア三国志 中国・インド・日本の大戦略

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-532-35313-1
4-532-35313-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 401P 20cm

商品内容

要旨

21世紀の主導権と巨大な権益を巡り、三つどもえの争いを繰り広げるアジア3大国―中国、インド、日本。かつて一度も、アジアで強国が3カ国も共存したことはない。この混迷の時代を、世界とアジアはどう乗り切るべきか?3大国の均衡状態が崩れるとき、グローバル経済と国際政治に何が起きるのか?アメリカに対抗しうる大国の地位を、アジアの一国が手に入れるとき、世界はどう揺れ動くのか?国家戦略を現地取材から描き出し、21世紀アジアの巨大な可能性と、その裏に潜むリスクを解説。大ベストセラー『日はまた昇る』の著者が満を持して放つ最新作。

目次

第1章 アジアの新パワー・ゲーム
第2章 アジア創造
第3章 中国―世界の中心の国、問題の中心
第4章 日本―パワフル、脆弱、老齢化
第5章 インド―数が多く、ごたまぜで、勢いに乗っている
第6章 環境問題―中国・インドの成長の壁
第7章 横たわる歴史問題
第8章 発火点と危険地帯
第9章 アジアのドラマ

おすすめコメント

大ベストセラー『日はまた昇る』のビル・エモットが、日本をとりまく国々の未来を予測! 三つどもえの権益争いを繰り広げるアジア3大国――中国、インド、日本の国家戦略を現地取材から描き出し、21世紀アジアの巨大な可能性と、その裏に潜むリスクを解説。 ◎日本はどのように中国と向き合うべきか ◎「歴史問題」を乗り越える外交戦略とは ◎日本経済が成長に転じるための「次の一手」は ◎中国の急成長は、いつまで続くのか ◎インドと中国の政治が抱える問題点 ◎「北朝鮮危機」への日中韓のシナリオ

著者紹介

エモット,ビル (エモット,ビル)   Emmott,Bill
ジャーナリスト。1956年イギリス生まれ。80年に英「エコノミスト」誌ブリュッセル支局に参加。ロンドンでの同誌経済担当記者を経て83年に来日、東京支局長としてアジアを担当。86年に金融担当部長として帰国、その後ビジネス部門編集長となり、1993‐2006年、同誌編集長を務める
伏見 威蕃 (フシミ イワン)  
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。トーマス・フリードマンの『フラット化する世界』では、訳文の完成度の高さを評価されて第1回国際理解促進図書・優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)