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人間の仕事 意味と尊厳

出版社名 白桃書房
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-561-26773-7
4-561-26773-5
税込価格 4,200円
頁数・縦 326P 22cm

商品内容

要旨

「ワーキング心理学」の提唱者、ブルスティン博士は問いかける。人間が生まれながらにして持つ権利としての仕事とは何であるのか。ボストンカレッジ・ワーキングプロジェクトのインタビューは、「働くこと」の深い心理的経験と意味を伝える。働いている人、働きたい人、今を生き未来を考えるすべての人々に贈る1冊。

目次

1 生きていること―生活の中心的役割としての仕事
2 生き残り、活き活きと働けること
3 他者と共にいること
4 私たち自身よりもっと大きなものの一部であること
5 やる気を出し、最高の自分になること
6 ケアできること
7 抑圧や嫌がらせを受けずに働けること
8 仕事がないこと
9 尊厳を持ち、機会を得て働けること―人間の生得権
概説 人間の仕事を理解する

著者紹介

ブルスティン,D.L. (ブルスティン,D.L.)   Blustein,David L.
ボストンカレッジ大学院カウンセリング・発達・教育心理学部心理学専攻の正教授。ワーキング心理学、失業、キャリア・ディベロプメント/カウンセリング、心理療法、ディーセント・ワーク、仕事の尊厳、仕事の関係性理論等の分野で多数の論文・書籍を発表する、当該分野を牽引する代表的研究者である。キャリア・ディベロプメント教育や学校から仕事への移行(school‐to‐work transition)プロセスに関わる問題について、州・政府機関の委員等をつとめると同時に、国内のみならずILO、OECD、UNDP等の国際機関でも助言を行い、幅広い活動を行っている。米国心理学会のDivision17(カウンセリング心理学)会員であり、優れた研究者に贈られるDivision17 Early Career Scientist−Practitioner Awardの他、米国カウンセリング学会の拡張研究賞、職業心理学会のDistinguish Achievement Awardなど多数受賞。2022年にはカウンセリング心理学の生涯業績に対する最高権威となるLeona Tyler Award for Lifetime Achievement in Counseling Psychology受賞
五十嵐 敦 (イガラシ アツシ)  
現在:福島大学名誉教授、放送大学客員教授。福島大学大学院教育学研究科(教育心理専攻)修了、修士(教育学)。1992年同大学教育学部採用後、2018年から同大学教育推進機構教授。1998年より福島産業保健総合支援センター相談員を兼務し現在に至る
作田 稔 (サクダ ミノル)  
現在:組織能力研究所代表。コニカミノルタにて人材開発、組織開発、経営戦略などに従事し、社団法人東京都地域産業振興協会専務理事、同志社大学講師、北里大学講師、ライフデザインカウンセリング研究所客員教授等を経て現在に至る。東京工業大学大学院イノベーションマネジメント(MOT)研究科博士後期課程修了、博士
渡辺 三枝子 (ワタナベ ミエコ)  
現在:筑波大学名誉教授。米国ペンシルヴァニア州立大学大学院博士課程(カウンセリング心理学・カウンセラー教育専攻)修了、Ph.D.取得
中村 恵 (ナカムラ メグミ)  
現在:特定非営利活動法人国連UNHCR協会職員。筑波大学大学院教育研究科(カウンセリング専攻)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)