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子どもを救う親子の会話 「不安の時代」への処方箋

出版社名 評論社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-566-05187-4
4-566-05187-0
税込価格 2,310円
頁数・縦 438P 21cm

商品内容

要旨

災害、戦争、感染症、いじめ、不特定多数とつながるSNS―。子どもたちが「不安」や「悲しみ」「恐れ」、もしくは名付けることさえできないような感情の波に襲われて立ちすくむ時、親は何をしてあげられるでしょうか。本書はまず、親が感情と向き合える人であることの必要性を説き、その方法を伝授。そして、3〜18歳子どもとの会話例を通して、それぞれの年代で、どのような会話の仕方、導き方が効果的かを解説します。ニューヨーク公共図書館&子どもの環境リテラシー財団推薦図書。ノーチラス・ブック・アワード/全米才能児協会ブック・オブ・ザ・イヤーなど受賞。

目次

1 成長段階ごとの不安感(重要さを増す親の役割
悪い知らせが親に与える影響
持って生まれたもの、身につけていくもの、親子のダンス)
2 感情の理解(感情を教える
はげしい感情を整えさせる
感情コーチング)
3 本質的な会話(子どもとどんなふうに話すとよいのか
暴力についての会話
自然災害や気候変動についての会話
テクノロジーの危険についての会話
社会正義についての会話
分断する社会についての会話)
付録

著者紹介

ゲワーツ,アビゲイル (ゲワーツ,アビゲイル)   Gewirtz,Abigail
アメリカの児童心理学者。ロンドン生まれ。心的外傷後のストレス症状に直面する家族支援を専門とし、臨床心理士としても豊富なカウンセリング経験を持つ。ミネソタ大学を経て、現在はアリゾナ州立大学心理学部教授。子どものレジリエンス向上を目指す子育てプログラムADAPTの開発リーダーを務める。4人の子どもの母親
西川 由紀子 (ニシカワ ユキコ)  
大阪府生まれ。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科修了。ITエンジニア、青年海外協力隊(ベリーズ)を経て翻訳家に
原田 眞理 (ハラダ マリ)  
玉川大学教育学部教育学科教授。東京大学大学院医学系研究科保健学博士、公認心理師、臨床心理士、日本精神分析学会認定心理療法士。東京大学医学部付属病院分院心療内科、虎の門病院心理療法室、聖心女子大学学生相談室主任カウンセラーなどを経て現職。2017年度Stanford University客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)