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大英帝国衰亡史

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2004年4月
ISBNコード 978-4-569-57895-8
4-569-57895-0
税込価格 713円
頁数・縦 379P 15cm

商品内容

要旨

ローマ帝国を挙げるまでもなく、歴史上、多くの「帝国」が興隆し、衰亡していった。その意味で世界史は「幾多の帝国の衰亡の歴史」といってもよい。本書で著者は大英帝国の興隆に寄与した3つの戦争と、衰退の節目となった3つの戦争に着目しつつ、いかにして大国が主役の座を降りるに至ったかを克明に描いている。第51回毎日出版文化賞、第6回山本七平賞ダブル受賞に輝く長編歴史評論。

目次

「パクス・ブリタニカ」の智恵
エリザベスと「無敵艦隊」
英国を支えた異端の紳士たち
帝国の殉教者ゴードン
「自由貿易」の呪縛
「ボーア戦争」の蹉跌
アメリカの世紀へ
改革論の季節
悲しみの大戦
ロレンスの反乱
“バトル・オブ・ブリテン”、そしてフル・ストップへ
旗の降りる日

著者紹介

中西 輝政 (ナカニシ テルマサ)  
1947年、大阪生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学人文学部助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て現在、京都大学総合人間学部教授。『大英帝国衰亡史』で、第51回毎日出版文化賞、第6回山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)