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検診で寿命は延びない

PHP新書 669

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-569-77784-9
4-569-77784-8
税込価格 770円
頁数・縦 241P 18cm

商品内容

要旨

健康診断、人間ドック、がん検診、メタボ健診、脳ドック…。日本では様々な健診・検診が整備されており、早期発見・早期治療を合い言葉に、数多くの人々が受けている。ところが、定期的に検診を受けている人のほうが寿命が短いという、大規模調査の結果も出ているのだ。人間の体は理屈通りにはいかない。検診や治療にともなうリスクはかなり大きい。それは海外では認識されていても、なぜか日本では知られず、検診推進派の意見ばかりがまかり通っている。自分の身を守るために知っておきたい、本当の知識。

目次

第1章 なぜ健診を受けなければならないのか
第2章 検査の意味を知っておこう
第3章 がん検診のナンセンス
第4章 目的がわからない人間ドック
第5章 怪しげなメタボ健診
第6章 脳ドックの隠された目的とは
第7章 検査データを忘れて気楽に生きよう

著者紹介

岡田 正彦 (オカダ マサヒコ)  
1946年、舞鶴市生まれ。新潟大学医学部卒。1990年より同大学教授。医学博士。専門は予防医学。米国学会誌IEEE Transactions on Biomedical Engineering副編集長、学会誌「生体医工学」編集長などを歴任。2002年、臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)