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なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略

PHP新書 932

出版社名 PHP研究所
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-569-81941-9
4-569-81941-9
税込価格 858円
頁数・縦 273P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

日本の経済成長を考える際に、忘れられがちな視点がある。第三次産業を中心とする地方経済からの目線だ。サービス産業を主とするローカルな経済活動は、GDPと雇用の約7割を占めているという。本書は、製造業やIT産業を中心として海外の企業とも競争する「グローバル経済圏」を「Gの世界」、それと対称的な「ローカル経済圏」を「Lの世界」として、それぞれに対する戦略を用意すべきと主張する。とりわけ、大きな割合を占めているにもかかわらず、これまで手がつけられていなかった「Lの世界」の改革を日本経済復活の切り札とし、具体的提言も含めた論を展開している。著者は経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO。オムロンなどグローバル経済圏で活躍する企業の社外取締役とともに、IGPI子会社でローカルの公共交通事業を手がけるみちのりホールディングスの取締役も兼ねている。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2014年8月20日])

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商品内容

要旨

GDPと雇用の7割を占めるローカル企業こそ、日本経済の切り札となる。グローバルGとローカルLで人類史上初の巨大なパラダイムシフトが起こっている!会社再生のプロが説く、復活へのシナリオ。

目次

第1章 グローバル(G)とローカル(L)という二つの世界
第2章 グローバル経済圏で勝ち抜くために
第3章 ローカル経済圏のリアル
第4章 ローカル経済圏は穏やかな退出と集約化で寡占的安定へ
第5章 集約の先にあるローカル経済圏のあるべき姿
第6章 GとLの成長戦略で日本の経済・賃金・雇用は再生する

著者紹介

冨山 和彦 (トヤマ カズヒコ)  
1960年生まれ。経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO。ボストン・コンサルティング・グループ入社後、コーポレイト・ディレクション社設立に参画、後に代表取締役社長に就任。産業再生機構設立時にCOOに就任。(現職)オムロン社外取締役、ぴあ社外取締役、中日本高速道路社外監査役、みちのりホールディングス取締役、経済同友会副代表幹事、財務省・財政投融資に関する基本問題検討会委員、内閣府・税制調査会特別委員、文部科学省・国立大学法人評価委員会専門委員、国土交通省・下水道政策研究委員会委員、経済産業省・新ものづくり研究会委員等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)