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はじめて学ぶビデオゲームの心理学 脳のはたらきとユーザー体験〈UX〉

出版社名 福村出版
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-571-21045-7
4-571-21045-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 184P 21cm

商品内容

要旨

ビデオゲームはプレイヤーにどんな影響を及ぼすのか?心理学はビデオゲーム制作になにをもたらすのか?なぜゲームは時に社会現象になるのか?本書『はじめて学ぶビデオゲームの心理学』は、ゲーム開発者とプレイヤーの両方の視点から、心理学とビデオゲームの関係を探ります。ゲームはどのように作られるのか、なにがゲームをおもしろくして成功させるのか、ゲームをプレイすることで得られる教育面や健康面の利益、病的なゲーム行動などの悪影響に対する懸念、倫理的な問題などを論じます。現代のエンターテインメントの中でも、ゲームは屈指の人気を博しています。本書は、人間の脳と精神過程を理解することで、倫理的で誰のことも疎外しないビデオゲームの開発に、それらが果たす重要な役割を明らかにします。

目次

第1章 ビデオゲームと人間の脳(知覚
記憶 ほか)
第2章 ゲームユーザー体験(ヒューマンファクターと人間工学
UXマインドセット ほか)
第3章 ビデオゲームをすることは有益か?(ゲームプレイの利益
視覚機能と認知機能 ほか)
第4章 ビデオゲームをすることは有害か?(ビデオゲームと暴力
学校の成績 ほか)
第5章 ビデオゲーム業界の倫理(ダークパターン
アテンションエコノミー ほか)

出版社・メーカーコメント

面白いゲームを作るには、人間の心の深い理解が不可欠! 複数の主要メーカーで長年ゲーム開発に携わってきた心理学者が、ビデオゲームと心理学の関係をわかりやすく解説。

著者紹介

ホデント,セリア (ホデント,セリア)   Hodent,Celia
ゲーム開発コンサルタント。パリ第5大学で心理学の博士号を取得。ヴイテック、ユービーアイソフト、ルーカスアーツ、エピックゲームズで『アサシンクリード』『フォートナイト』など多くのゲームのユーザー体験の向上に携わった後、2017年に独立
山根 信二 (ヤマネ シンジ)  
東京国際工科専門職大学工科学部デジタルエンタテインメント学科教員。民間企業勤務後、岩手県立大学、国際大学GLOCOM、青山学院大学HiRC、岡山理科大学などを経て2020年度より現職。過去に情報教育シンポジウム最優秀論文賞、大都会アワードなど受賞。日本初のHEVGA(全米ビデオゲーム高等教育機関連合)会員。NPO法人IGDA日本でも理事をつとめる
成田 啓行 (ナリタ ヒロユキ)  
英日翻訳者。滋賀県立大学大学院人間文化学研究科(博士後期課程)単位取得退学。広大なオープンワールドを自由に駆けまわるゲーム体験を好む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)