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地図で読み解く東京五輪 1940年・1964年・2020年

ベスト新書 453 ヴィジュアル新書

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-584-12453-6
4-584-12453-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

二〇二〇年のオリンピック開催地が決まったのは、二〇一三年九月八日午前五時二〇分(日本時間)。IOCのロゲ会長が「トーキョー」と読み上げた瞬間、日本中が歓喜に包まれたことは記憶に新しい。幻となった一九四〇年大会を含めると、東京オリンピックには三度の歴史がある。この間、八〇年という途方もない時間が流れている。途中には大きな戦争や奇跡的な復興、高度成長があった。本書は、招致活動から開催(返上)にいたる流れと、インフラを含む施設建設をテーマに、新旧地図や写真を用いながら、東京の発展とオリンピックを歴史の中に位置づける試みである。ぜひこの本を手にして、今までにない「東京オリンピック」を体感してほしい。

目次

序章 メインスタジアムの変遷(一九四〇年
一九六四年 ほか)
第1章 二〇二〇年オリンピックで何が変わるのか(大混戦の招致レース
三都市それぞれの弱点 ほか)
第2章 一九四〇年オリンピックと戦火(リットン調査団と建国運動会
満洲国の国際大会参加問題 ほか)
第3章 一九六四年オリンピックへの道(終戦翌年の国民体育体会
オリンピック復帰への長い道のり ほか)
第4章 新幹線とオリンピック道路(「都民への期待」
水不足で井戸を掘った選手村 ほか)

著者紹介

竹内 正浩 (タケウチ マサヒロ)  
1963年、愛知県生まれ。20年近く旅行雑誌の編集に携わり、各地を取材。退社後、地図や近代史研究をライフワークとするフリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)