「つくす」若者が「つくる」新しい社会 新しい若者の「希望と行動」を読む
ベスト新書 506
出版社名 | ベストセラーズ |
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出版年月 | 2016年4月 |
ISBNコード |
978-4-584-12506-9
(4-584-12506-6) |
税込価格 | 897円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 2016年夏の参議院選挙から選挙権年齢が引き下げられ、18歳以上20歳未満の「若者」たちが投票行動で政治に参加する。そのこともあり、現代の若者の意識や価値観、行動を知ろうとする機運が高まっている。そんな中、2015年3月出版の著書で現代の若者を形容するワードとして、従来の「ゆとり」「さとり」に代わる「つくし世代」を提示したのが藤本耕平氏だ。同著者による本書では、情報感度の高い大学生で構成される若者研究組織「ワカスタ」とともに生み出した「つくし世代」の行動と価値観をさらに掘り下げ、彼らが未来に向けてどのような社会をつくろうとしているのか、彼らの潜在能力を引き出すにはどうしたらいいかを探っている。著者は広告会社アサツー ディ・ケイ(ADK)で企業の戦略マーケティングに関わり、2010年から若者プロジェクトリーダーとして研究活動を行っている。前著は『つくし世代「新しい若者」の価値観を読む』(光文社新書)。 |
商品内容
要旨 |
右肩がりの時代を知らない今どきの若者たち。少子高齢化の重荷を背負い、就職氷河期をしのぎ、「ゆとり」教育で上の世代からバカにされ、消費意欲がない傾向を「さとり」と揶揄される。しかし、それゆえに力強い現実認識のもと決して「権威に踊らされないマインド」を育んでいた。「身近な仲間のために“つくし”喜びをシェアしながら自分もハッピーになろう」と願う若者たちは、自分の価値観を信じ、ネットを駆使し、快適な「居場所(コミュニティ)を」を「つくり」あげている。そんな「つくす」若者たちとともに歩む気鋭のマーケッターが彼らの「消費選択」の背景と、社会参画の真意を分析。若者が「つくる」新しい社会の可能性に迫る。 |
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目次 |
第1章 「自分が主役」になる環境で育った―つくし世代は、上世代と何がどう違うのか |
おすすめコメント
自分ごとのように他人に「つくす」若者の希望とは。気鋭のマーケッターが18歳選挙権を持つ240万人と若者のホンネの行動に迫る。