戦う大名行列
ベスト新書 575
出版社名 | ベストセラーズ |
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出版年月 | 2018年9月 |
ISBNコード |
978-4-584-12575-5
(4-584-12575-9) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 301P 18cm |
商品内容
要旨 |
「大名行列」は、一般的に儀礼の行列から発展したと考えられている。歴史家・乃至政彦氏は、この行列の編成様式に注目。史料を読み解き、その起源は上杉謙信が武田信玄に大勝した「川中島の戦い」の軍隊配置にあったと指摘する。謙信はこの戦いで、多くの一般兵士を失う代わりに、敵の上級指揮官を討ち取るという、ある意味、リスクが高い戦術をとった。本書で乃至氏は、「川中島の戦い」や「大坂の陣」など戦の謎を行列から紐解き、さらに全国に普及していった武士の行列の変遷を通して、用兵思想の実相を明らかにする! |
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目次 |
軍隊行進だった大名行列 |
おすすめコメント
強い武将の秘密は「行列」にあった! 武士の行列は、どのようにして戦闘用となったのか? 平安時代の天皇の行幸から戦国時代の陣立書、徳川時代の大名行列や参勤交代の行列まで、『戦国の陣形』の著者が武士の行列を大解剖する。