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痩せ姫 生きづらさの果てに

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-584-13740-6
4-584-13740-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

痩せることがすべて、そんな生き方もあっていい。居場所なき少数派のためのサンクチュアリがここにある。健康至上主義的現代の奇書にして、食と性が大混乱をきたした新たな時代のバイブル。

目次

第1章 不完全拒食マニュアル(制限型「私は切手をなめることさえしません。切手の糊のカロリーについて知っている人はいないと思いますけど」
排出型1「一回コツをつかめば、自転車の運転みたいに無意識にできるようになる」 ほか)
第2章 SNSという居場所(「私のなかにブタがいる」
食べさせる人は敵 ほか)
第3章 歴史と物語と思い出のなかの痩せ姫(激痩せ史の分岐点
死に魅入られたプリンセス ほか)
第4章 そして、未来のイヴへ(「胸も生理もいらない」
美は2・5次元へと向かう ほか)

おすすめコメント

なぜそこまで痩せたいのか?摂食障害にまでなってしまった女性たちの「生きづらさの正体」と「その生の肯定」を描く現代の奇書。

著者紹介

エフ=宝泉 薫 (エフホウセン カオル)  
1964年生まれ。早稲田大学第一文学部除籍後、ミニコミ誌『よい子の歌謡曲』発行人を経て『週刊明星』などに執筆する。また健康雑誌『FYTTE』で女性のダイエット、摂食障害に関する企画、取材に取り組み、1995年に『ドキュメント 摂食障害―明日の私を見つめて』(時事通信社・加藤秀樹名義)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)