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終わりなきデリダ ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-588-15081-4
4-588-15081-2
税込価格 3,850円
頁数・縦 372,26P 22cm

商品内容

要旨

動物、現前性、暴力、他者、実存主義、文学、弁証法、ユダヤ性、贈与…現代哲学をつらぬく主題群をめぐり強靱な思考を展開した四者の思想的布置を気鋭の研究者たちが論じる。デリダの講演「出来事を語ることのある種の不可能な可能性」を収録。

目次

出来事を語ることのある種の不可能な可能性
第1部 デリダ×ハイデガー(人間/動物のリミトロフィー―ジャック・デリダによるハイデガーの動物論講義
精神と動物について―ハイデガーとデリダ
前代未聞、音声中心主義 ほか)
第2部 デリダ×サルトル(サルトルとデリダ、犬と猫―動物の思考
ポスト実存主義者としてのジャック・デリダ
文学と哲学の分有―デリダとサルトルの文学論 ほか)
第3部 デリダ×レヴィナス(犬だけでなく―レヴィナスとデリダの動物誌
暴力と言語と形而上学―「言葉の暴力」をめぐるレヴィナスとデリダの相違と交叉
デリダはレヴィナス化したのか―「暴力と形而上学」から『最後のユダヤ人』まで ほか)

著者紹介

齋藤 元紀 (サイトウ モトキ)  
1968年生。高千穂大学教授。現代哲学
澤田 直 (サワダ ナオ)  
1959年生。立教大学教授。現代哲学・フランス語圏文学
渡名喜 庸哲 (トナキ ヨウテツ)  
1980年生。慶應義塾大学准教授。フランス思想
西山 雄二 (ニシヤマ ユウジ)  
1971年生。首都大学東京准教授。フランス思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)