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バロックの音楽世界 テキスト、図像による新たな体験

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-588-42018-4
4-588-42018-6
税込価格 10,120円
頁数・縦 553,38P 22cm

商品内容

要旨

宮廷・教会文化に深く根差し、各国・各都市で独自の発展を遂げたバロック音楽の全貌。女性音楽家、新大陸の音楽家にも光を当てる決定版にして“音楽世界”三部作の完結篇。

目次

1 バロック音楽は存在するか―基本概念
2 クラウディオ・モンテヴェルディの『オルフェオ』(一六〇七年)は最初のオペラか?
3 感情と知性―合理主義の精神世界における音楽
4 ヨハン・マッテゾンと音楽上のジャンル―声楽
5 ヨハン・マッテゾン―器楽
6 諸侯の居城と市民都市、大都市の音楽
7 音楽による権力 ルイ一四世、絶対主義と芸術の道具化
8 楽器と作曲―バロックの響きの再発見
9 男性世界における女性―バロックの女性作曲家
10 征服者‐伝道‐インディオ―新世界におけるバロック音楽

著者紹介

モールバッハ,ベルンハルト (モールバッハ,ベルンハルト)   Morbach,Bernhard
1949年、ドイツ、ラインラントプファルツの生まれ。ザールブリュッケン大学で音楽学、芸術史などを学ぶ。ザールラントなどで音楽関係の教職の後、1979年以降、ラジオ放送を通して古音楽の紹介、解説を続けている
井本 〓二 (イモト ショウジ)  
1943年に生まれる。東京大学文学部独文学科卒業。東京都立大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。元・横浜国立大学教育人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)