「発見」された朝鮮通信使 在日朝鮮人歴史家・辛基秀の歴史実践と戦後日本
出版社名 | 法律文化社 |
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出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-589-04322-1
(4-589-04322-X) |
税込価格 | 6,380円 |
頁数・縦 | 289,6P 22cm |
商品内容
要旨 |
「日韓友好の象徴」はいかに見出されたのか。近世日本と朝鮮王朝の外交・交流関係を担いながらも半ば忘れられていた朝鮮通信使は、どのように広く知られるようになり、ユネスコ「世界の記憶」に登録されるに至ったのか。本書では、在日朝鮮人映像作家・民族運動家であり朝鮮通信使研究家でもあった辛基秀の実践を軸に、様々なマイノリティと連帯する市民運動が隆盛した1970年代以降の日本において、民族差別克服と「日韓友好」の象徴として朝鮮通信使が「発見」された過程を描く。 |
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目次 |
序章 「戦後日本」の輪郭 |