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待ってろ!甲子園 青鳥特別支援学校ベースボール部の挑戦

ポプラ社ノンフィクション 46 スポーツ

出版社名 ポプラ社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-591-18188-1
4-591-18188-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 157P 20cm

商品内容

要旨

高校野球の歴史に新たな1ページをきざむ球児たちをえがくノンフィクション。ぼくたちだって、野球がしたい―!知的障がいのある高校生が通う青鳥特別支援学校。全国各地の高校と同じように、ここにも甲子園を夢見る球児たちがいる!野球が好きな気持ちは、だれだって同じ。甲子園へとつづく道のスタートラインに立った球児と指導者たちの挑戦の物語。

目次

第1章 ぼくらの学校で野球ができる!(熱血教師 硬式野球に挑む
山口大河くん―第1期生の挑戦
白子悠樹くん―念願だった“野球部員”
首藤理仁くん―野球が生んだ変化)
第2章 高野連に加盟する!(新品のグローブ
待ちに待った知らせ)
第3章 「甲子園」へのはじめの一歩!(新入部員がやってきた
怒涛の日び
カウントダウン
いざ、初陣)
第4章 新たなステージへ!(新チームの発足
次のチャレンジ
連合チームに区切り)

出版社・メーカーコメント

2023年5月。とある高校の高野連加盟が承認された。青鳥特別支援学校−知的障がいのある子どもたちが通う学校だ。全国的に見ても、特別支援学校の高野連加盟は数えるほど。7月の夏の甲子園予選(西東京大会)にも合同チームで参戦し、最終回まで結果のわからない熱戦をくりひろげた。それは100年を超える高校野球の歴史の中でも、とても大きな一歩だった。青鳥特支の顧問の久保田浩司先生は、長年、知的障がいをかかえる子どもたちのソフトボールを指導してきた。「高校野球を指導したい!」その夢をあきらめきれず、2021年には知的障がいのある高校生と硬式野球に取り組む「甲子園夢プロジェクト」を立ち上げ、彼らが硬式野球に挑戦できる土台をつくってきた。彼らにとって、高校野球に挑戦する意味とは?ほかの球児たちと同じように、野球を楽しみ、挑戦する姿を描いたノンフィクション読み物。甲子園はまだまだ遠い存在だが、そこへと続く道に立った高校生と指導者たちの熱い物語。「待ってろ! 甲子園!!」

著者紹介

日比野 恭三 (ヒビノ キョウゾウ)  
1981年、宮崎県生まれのノンフィクションライター。2010年よりスポーツ雑誌『Number』編集部で編集や執筆の仕事を6年間おこなう。2016年、フリーに。現在は野球を中心としたスポーツやビジネスなどの分野で執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)