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なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか 『光市母子殺害事件』弁護団を解任された“泣き虫弁護士”の闘争手記

出版社名 扶桑社
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-594-05635-3
4-594-05635-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 303P 20cm

商品内容

要旨

実際の裁判を「死刑廃止論」に利用し、「復活の儀式」「母胎回帰ストーリー」といった荒唐無稽な主張を展開させ、空前絶後のバッシングに晒された光市事件弁護団を“解任”された男が、事件の真相を衝撃告白。

目次

序章 F君との約束
第1章 光市母子殺害事件(前編)解任劇の舞台裏
第2章 光市母子殺害事件(中編)「大弁護団」内部での対立
第3章 心療内科病棟の中で過ごした青春時代
第4章 夜の街から、司法の世界へ
第5章 「被害者とともに泣く検察」
第6章 「ノキ弁」からスタートした刑事弁護人
第7章 光市母子殺害事件(後編)元弁護人から見た光市事件の真相
第8章 橋下徹弁護士による「懲戒請求」扇動問題
第9章 刑事弁護の真髄
終章 「まだ、最高裁がある」

おすすめコメント

死刑か? 無期か?判決公判直前、光市事件のもうひとつの“真実”「復活の儀式」「母胎回帰ストーリー」など荒唐無稽な主張を展開させ、世の中の苛烈なバッシングに晒された光市事件弁護団を解任された弁護士が、事件の“真相”を衝撃告白。

著者紹介

今枝 仁 (イマエダ ジン)  
’70年、山口県生まれ。弁護士。広島弁護士会所属。まこと法律事務所。私立広島学院高校を留年を重ねて中退後、20歳で大検を取得。北九州大学商学部経営学科中退。上智大学法学部法律学科卒業。’96年、東京地方裁判所刑事部事務官に任官。’98年、裁判所職員として勤務しながら司法試験合格。’00年、東京地方検察庁検察官に任官。’01年、検事を退官して広島弁護士会に弁護士登録。広島弁護士会刑事弁護センター副委員長、広島被害者支援センター監事等を務める。’07年の光市母子殺害事件における最高裁差し戻し審より被告弁護団に参加するも、弁護団内の軋轢から、「解任」騒動に発展。テレビ番組を通じて弁護団への懲戒請求を扇動したとして、現大阪府知事の橋下徹弁護士を民事提訴している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)