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教科書に出てくる歌人・俳人事典

出版社名 丸善出版
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-621-30755-7
4-621-30755-X
税込価格 4,620円
頁数・縦 323P 20cm

商品内容

要旨

著名な歌人・俳人はどのような人生の中で、どのような歌・句を詠みあげていたのか。本書では高校の教科書に出てくる歌人・俳人65人を時代順にとりあげる。一人4ページ完結で波爛万丈の生涯をエピソードを交えて紹介するとともに、えりすぐりの歌・句を解説。また第1部および各章の冒頭では、理解を深めるために和歌/短歌、俳句の基本構成、時代の流れを概説した。

目次

第1部 和歌・俳句とは(詩とは何か
和歌の技法
連歌の技法
俳諧のルール
短歌のルール ほか)
第2部 時代区分による歌人・俳人たち(『万葉集』の時代の歌人たち
『古今和歌集』の時代の歌人たち
『新古今和歌集』の時代の歌人たち
江戸時代の俳人・歌人たち
近現代の歌人たち ほか)

出版社・メーカーコメント

国語や古文、現代国語、あるいは百人一首などでも昔の人の和歌・短歌・俳句に触れる機会があります。それぞれの歌にはさまざまな感情や情景が読まれていますが、読んでいる歌人・俳人はどのような人生を過ごしていたのでしょうか。 本書では中学・高校での和歌・俳句の授業で扱われる歌人・俳人65人を各4ページで取り上げ、時系列ごとに並べて、生涯と作品の傾向、代表的な歌集、文学史的な歴史的背景、おもな和歌の歌意と鑑賞を解説します。彼ら彼女らが興味を持っていたこと、取りくんでいたこと、さらには身近な人との関係などのほほえましいエピソードをできるだけ盛り込みました。その前段として第1部では詩歌の基本要素をおさらいするとともに、万葉集から近現代までの流れを説明いたしました。 和歌俳句を一歩踏み込んで味わいたい方、歌人俳人の人生に興味のある方、歴史に興味のある方にもぜひおすすめめしたい1冊です。

著者紹介

高野 ムツオ (タカノ ムツオ)  
1947年生まれ。日本現代詩歌文学館館長。俳人。俳誌「小熊座」主宰。読売文学賞、蛇笏賞受賞
西澤 美仁 (ニシザワ ヨシヒト)  
1953年生まれ。上智大学名誉教授。専門は中世文学、和歌文学
花部 英雄 (ハナベ ヒデオ)  
1950年生まれ。元実践女学園中学高校教諭(国語科)。元國學院大學文学部教授。文学博士。専門は伝承文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)