• 本

自己意識の哲学 私が私であることとは

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-623-09598-8
4-623-09598-3
税込価格 2,970円
頁数・縦 258,3P 19cm

商品内容

要旨

近現代という時代を特徴づけるもっとも重要な思想の一つである“自己意識”について、様々な角度から考究する入門書。哲学の「現場」は、それぞれの哲学者たちが格闘し、可能な限り真相を明らかにしようとする、まさにそこにこそあるのだ、ということを読者に会得してもらうことを目指す。普段立ち入ることのない哲学の「現場」へ案内しつつ、そこから自分の問題として受け止め、じっくり立ち止まって考える手引きとなる一冊。

目次

“自己意識”とは何か、またそれはどのように成り立つのか
第1部 “私が私を意識する”とはどういうことか―私は他のいかなるものでもないこの私である(意識の目覚め
“自分が自分である”ということの確信
“個人が個人に向き合う”ということとは)
第2部 自己意識はどのようにして成り立つのか―“私が私である”ために必要なものとは(“この私”は同時に普遍的でもある
現実と内面の世界
宗教と芸術)
“自己意識の学”としての哲学―“私は私である”ということの本質と射程

著者紹介

嶺岸 佑亮 (ミネギシ ユウスケ)  
1985年宮城県生まれ。現在、東北大学大学院文学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)