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私の心の山 尾崎喜八選集

ヤマケイ文庫クラシックス

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-635-04992-4
4-635-04992-2
税込価格 2,310円
頁数・縦 589P 15cm

商品内容

要旨

詩人・尾崎喜八は山との出会いによって「新たな精神的支柱」を得て、山や高原の自然の中へ発見の旅に踏み出す。そして生まれた数多くの詩、『山の絵本』をはじめとする紀行・エッセーは、山の文学に新たな価値を生み出し、生の悦びと人間存在への愛情、詩と音楽の調べに満ちた豊穣な世界は多くの登山者を魅了した。『山の絵本』『雲と草原』のほか、晩年の作品まで、山岳紀行・エッセー四十一篇、詩六篇を収め、詩人の心で描いた山を味わう。

目次

『山の絵本』より
美ガ原熔岩台地(『高原詩抄』より)
『雲と草原』より
帰来(『高攻詩抄』より)
『詩人の風土』より
春の牧場(『花咲ける孤独』より)
『碧い遠方』より
『夕映えに立ちて』より
杖突峠(『花咲ける孤独』より)
アルプ(『山のABC』より)
『日光と枯草』より
山頂の心(『歳月の歌』より)

著者紹介

尾崎 喜八 (オザキ キハチ)  
1892(明治25)年〜1974(昭和49)年。東京生まれ。京華商業学校卒業。高村光太郎やトルストイ、白樺派の文学の影響を受けて詩作をはじめる。1928年、河田〓の著書に触れ、「霧の旅会」に加わって山を歩き、山岳、自然を主題として多くの詩、散文を生み出し、山の文学に新たな世界を築いた。ロマン・ロラン、ヘルマン・ヘッセなどの翻訳でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)