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平安貴族の住まい 寝殿造から読み直す日本住宅史

歴史文化ライブラリー 520

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-642-05920-6
4-642-05920-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 227P 19cm

商品内容

要旨

平安貴族の住宅としてよく知られる寝殿造。だが、建物は現存せず実像は謎につつまれている。遺構や絵巻、史料から、左右対称と言われてきたこれまでの通説を徹底検証。寝殿造の本質に迫り、日本住宅史に一石を投じる。

目次

寝殿造の虚像と実像―プロローグ
平安京の貴族住宅とは
寝殿造の通説と問題点
寝殿造の本質とはなにか
平安貴族の住宅の変容―院政期の実態
変容は周辺部にはじまる
様式の共存と不変性―エピローグ

出版社・メーカーコメント

平安貴族の住宅様式である寝殿造。複数の建物配置が寝殿を中心に左右対称であるのが特徴とされながら、建物は現存せず実像は謎につつまれている。はたして寝殿造とは何か、その本質はどこにあるのか。遺構や絵巻、史料から貴族の住宅を通覧し、寝殿造の通説を徹底検証。院政期における建物・空間の変容を探り、これまでの住宅史に一石を投じる。

著者紹介

藤田 勝也 (フジタ マサヤ)  
1958年、大阪市に生まれる。1982年、京都大学工学部建築学科卒業。1988年、京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了、工学博士。現在、関西大学環境都市工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)