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牛車で行こう! 平安貴族と乗り物文化

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-642-08318-8
4-642-08318-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 164P 21cm

商品内容

要旨

平安貴族が用いた牛車とは、どんな乗り物だったのか。乗り降りの作法、車種の違い、動力=牛の性能、乗車マナーなど、失われた日常生活を豊富な図版とともに生き生きと再現。1000年前のカーライフから読み解く平安貴族社会と都市文化。

目次

第1章 車を選ぼう(車種と身分・階層
牛車の身分規制 ほか)
第2章 牛車で行こう!(では、乗り込もう
車を走らせよう ほか)
第3章 歩くか、乗るか?(歩く貴族
輦車宣旨と牛車宣旨 ほか)
第4章 ミヤコを走る檳榔毛車(檳榔毛車と何か?
檳榔毛車の作法 ほか)
第5章 一緒に乗って出かけよう!(女房たちの同車
同車に表れる人間関係 ほか)
第6章 廃れたからこその牛車(廃れる乗車文化
牛車研究の金字塔『輿車図考』 ほか)

おすすめコメント

車種は? スピードは? 嫌なやつと同乗したら? 平安貴族の移動手段「牛車(ぎっしゃ)」とは、どんな乗り物だったのか。古記録や古典文学、絵巻物を素材に、乗り降りの作法、生きる動力=牛の性能、乗車定員やマナーなど、失われた日常生活を豊富な図版とともに生き生きと再現。牛車に魅せられた著者が、その魅力を余すところなく語るユニークかつ必読の書!

著者紹介

京樂 真帆子 (キョウラク マホコ)  
1962年兵庫県に生まれる。1992年京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(単位取得退学)。現在滋賀県立大学人間文化学部教授。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)