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アイヌ語地名の歴史

歴史文化ライブラリー 604

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-642-30604-1
4-642-30604-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 238,3P 19cm

商品内容

要旨

独特な響きをもち、アイヌ語を起源とする北海道の地名。地形や自然環境を語る地名がほとんどだが、人々が生活をしていく上での行動や世界観が示されたものである。アイヌの文化・歴史としての地名を解き明かす。

目次

アイヌ語地名の世界―プロローグ
アイヌ語と地名(蝦夷地のアイヌ語地名の記録と解の歴史
北海道のアイヌ語地名
言語学と地名)
地名のアイヌ文化(ウェン地名
ピリカ地名
山の名
身体地名)
採集・漁猟と地名(植物地名
動物地名
魚介類)
地名伝説の形成(アイヌ古老の地名解釈と地名説話
カムイ地名
伝承の変化)
地名の古層(川の系図
コッ
名づけに潜む歴史)
歴史の記憶としてのアイヌ語地名―エピローグ

出版社・メーカーコメント

トマム、アポイ、クッシャロ、サロマなど、独特な響きをもつ北海道の地名。アイヌ語を起源とするため、カタカナや読めない漢字表記の地名も多い。地形や自然環境を語る地名がほとんどだが、人びとが生活をしていく上での行動や世界観が示されたものでもある。かつてアイヌが語った地名の意味とは。歴史の記憶としてのアイヌ語地名を解明する。

著者紹介

児島 恭子 (コジマ キョウコ)  
1954年、東京都に生まれる。2002年、博士(文学)。元札幌学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)