• 本

日蘭関係史をよみとく 上巻

つなぐ人々

  • 松方冬子/編
出版社名 臨川書店
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-653-04311-9
4-653-04311-6
税込価格 4,620円
頁数・縦 336,2P 22cm
シリーズ名 日蘭関係史をよみとく

商品内容

要旨

「蘭学事始」だけじゃない!江戸時代、「彼ら」との出会いが「我々」の“社会”をつくりだした。

目次

第1部 日本とつきあう(外交使節・一七世紀中葉、ヨーロッパ勢力の日本遣使と「国書」
領事・幕末の日蘭関係と諸外国―仲介国としてのオランダ
唐人・長崎の唐人社会)
第2部 長崎にすまう(長崎奉行・天明前期の長崎情勢と長崎奉行の特質―戸田出雲守氏孟を中心として
商館員と地役人・出島とかかわる人々
通詞・オランダ通詞と「誤訳事件」―寛政の「半減商売令」をめぐって)
第3部 蘭書にまなぶ(京都の蘭学者・草創期の京都蘭学―『辻蘭室文書』の書誌的考察
江戸の蘭学者・江戸幕府の編纂事業における「厚生新編」と蘭学の「公学」化
絵師・蘭学と美術―北山寒巌・馬道良の事蹟と舶載の世界地図をめぐって)

出版社
商品紹介

まったく新しい日蘭関係史の試み。新説・新資料も多く紹介しながら、江戸時代の日蘭関係史の真相に鋭く迫る。

著者紹介

松方 冬子 (マツカタ フユコ)  
東京都生まれ。東京大学史料編纂所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)