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日記で読む日本史 3

宇多天皇の日記を読む 天皇自身が記した皇位継承と政争

出版社名 臨川書店
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-653-04343-0
4-653-04343-4
税込価格 3,300円
頁数・縦 270P 20cm
シリーズ名 日記で読む日本史

商品内容

要旨

逸文が伝わるのみだが、天皇が記した日記で最も古いものといわれる『宇多天皇御記』。そのなかから、阿衡事件の経過や壺切御剣の由来など、当時の宮廷の内幕を物語るさまざまな記事を丁寧に読み解く。

目次

序章(『宇多天皇御記』とは
付説『宇多天皇御記』の伝存と散逸後の逸文集成)
第1章 皇位継承を予告した鴨明神の託宣(『御記』四箇条の読解
『大鏡』の説話とその考察 ほか)
第2章 践祚から即位式まで(践祚から先帝の大喪まで
即位式)
第3章 阿衡事件(『政事要略』阿衡事の構成と事件の概略
『御記』の読解 ほか)
第4章 壺切御剣(皇太子敦仁・崇象両親王への賜与
『御記』仁和五年正月十八日条逸文の解釈 ほか)
付載 『宇多天皇御記』原文

著者紹介

古藤 真平 (コトウ シンペイ)  
1960年、岡山県に生まれる。1992年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。(財)古代学協会嘱託・研究員、奈良文化財研究所契約研究員を経て、現在(公財)古代学協会研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)