• 本

漢倭奴国王から日本国天皇へ 国号「日本」と称号「天皇」の誕生

京大人文研東方学叢書 4

出版社名 臨川書店
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-653-04374-4
4-653-04374-4
税込価格 3,300円
頁数・縦 213,9P 20cm

商品内容

要旨

いまなお説の一致をみない国号「日本」、称号「天皇」の誕生の解明を念頭に、紀元前より数世紀にわたって繰り広げられた古代日本の対中国交渉の歴史にせまる。中華世界に従属した「倭」「王」は、いつどのように「日本」「天皇」への脱皮をはかったのか。そしてその思惑とは。

目次

第1章 倭国の認識
第2章 漢倭奴国王
第3章 親魏倭王卑弥呼
第4章 倭の五王の時代
第5章 日本列島における漢字の伝来
第6章 疎遠の六世紀―南朝中華主義の没落
第7章 日出る国の天子―遣隋使の時代
第8章 天皇号の成立
第9章 国号日本の成立

著者紹介

冨谷 至 (トミヤ イタル)  
1952年大阪府生まれ。京都大学文学部史学科東洋史学専攻卒業。文学博士。京都大学名誉教授。スウェーデン王立アカデミー会員。専門は中国法制史、簡牘学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)