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文明と身体

出版社名 臨川書店
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-653-04397-3
4-653-04397-3
税込価格 3,960円
頁数・縦 292P 20cm

商品内容

要旨

身体へのまなざし。古今東西の文明の事例から、その変貌をたどる。

目次

1 古をかえりみる(暴露の愉悦と誤認の恐怖―「病草紙」における病者との距離
古代ローマ文明における身体―葬送儀礼から看取できる身体観の変遷)
2 近代に向けて、あるいは対峙して(機械論と蘭学者の身体観
纏足の再把握―身体論としての視座を求めて
腹がでていてなにが悪い
文明、身体、そしてオリンピック―大森兵蔵『オリンピック式 陸上運動競技法』の周辺
清潔な身体―水にまつわる文化的一考察)
3 文学の視座から(喜歌劇『ミカド』と日本人の身体
身体の苦しみから魂の救いへ―遠藤周作の『海と毒薬』と『悲しみの歌』
身体のない他者・身体をもつ他者―オーストラリア文学における日本人描写の変遷)

著者紹介

牛村 圭 (ウシムラ ケイ)  
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授(併任)。比較文学、比較文化論、文明論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)