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「保育プロセスの質」評価スケール 乳幼児期の「ともに考え、深めつづけること」と「情緒的な安定・安心」を捉えるために

出版社名 明石書店
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-7503-4233-7
4-7503-4233-5
税込価格 2,530円
頁数・縦 117P 26cm

商品内容

目次

サブスケール1 信頼、自信、自立の構築(自己制御と社会的発達
子どもの選択と自立した遊びの支援
小グループ・個別のかかわり、保育者の位置取り)
サブスケール2 社会的、情緒的な安定・安心(社会情緒的な安定・安心)
サブスケール3 言葉・コミュニケーションを支え、広げる(子ども同士の会話を支えること
保護者が子どもの声を聴くこと、子どもが他者の言葉を聴くように支えること
子どもの言葉の使用を保育者が支えること
迅速で適切な応答)
サブスケール4 学びと批判的思考を支える(好奇心と問題解決の支援
お話・本・歌・言葉遊びを通した「ともに考え、深めつづけること」
調べること・探求を通した「ともに考え、深めつづけること」
概念発達と高次の思考の支援)
サブスケール5 学び・言葉の発達を評価する(学びと批判的思考を支え、広げるための評価の活用
言葉の発達に関する評価)

著者紹介

シラージ,イラム (シラージ,イラム)   Siraj,Iram
ロンドン大学教育学専門大学院教授、ウーロンゴン大学客員教授。EPPE(就学前教育の効果的な実践)縦断調査、REPEY(効果的な幼児教育法調査)を共同で実施、はじめて‘Sustainable Shared Thinking’の概念を提唱。ECERS‐Eの共同執筆者。保育の質、教育実践法、カリキュラムに関する著作多数
キングストン,デニス (キングストン,デニス)   Kingston,Denise
ブライトン大学上級講師、ロンドン大学教育学専門大学院主任研究員。教育心理士、教師、学校心理士、統合(インクルージョン)教育の助言教師、Portage(家庭訪問教育サービス)のスーパーバイザーと訪問員。保育環境評価スケールの研修の広範囲にわたる経験がある
メルウィッシュ,エドワード (メルウィッシュ,エドワード)   Melhuish,Edward
オックスフォード大学教授、ロンドン大学バーベック校教授、ウーロンゴン大学客員教授。シュアスタート、EPPE(就学前教育の効果的な実践)縦断調査を共同で実施。現在、SEED(乳幼児教育と発達の調査)プロジェクトを進行中。研究は、イギリスはじめ複数の国の、子ども福祉、乳幼児教育、子どもの貧困、保護者支援の政策に影響を与えている
秋田 喜代美 (アキタ キヨミ)  
東京大学大学院教育学研究科教授。同附属発達保育実践政策学センターセンター長。博士(教育学)。専門は保育学、教育心理学、授業研究。長年園内研修にかかわり、保育の質の向上や保育者の専門性・実践知に関する研究を行っている。日本保育学会会長(2009年5月〜2016年5月)、OECD ECECネットワークビューローメンバー(2012年〜現在)
淀川 裕美 (ヨドガワ ユミ)  
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター特任助教。博士(教育学)。専門は保育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)