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核と被爆者の国際政治学 核兵器の非人道性と安全保障のはざまで

出版社名 明石書店
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-7503-5425-5
4-7503-5425-2
税込価格 2,750円
頁数・縦 197P 19cm

商品内容

要旨

核兵器の使用を思い止まらせるものは何か。被爆者の語りが国際政治に与える影響とは。核による威嚇が繰り返されるいま、「現実」を問う。

目次

第1部 核兵器の使用をめぐる政治と倫理(国際政治と倫理
正戦論・義務論・帰結主義)
第2部 「語る」被爆者(禁忌論
アポリア論)
第3部 「語る」被爆者と「語らない/語れない」被爆者(多様性
時間性)

出版社・メーカーコメント

核兵器の使用を思い止まらせるものとはいったい何か。ヒロシマ・ナガサキを語る被爆者の声は、核をめぐる政治と倫理に影響を与えているのか。核による威嚇が何度も行われ、実戦使用の不安も高まる今こそ「現実」を問う。著者初の単著。

著者紹介

佐藤 史郎 (サトウ シロウ)  
1975年大阪府生まれ。東京農業大学生物産業学部教授。立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了。博士(国際関係学)。龍谷大学アフラシア平和開発研究センター博士研究員、京都大学東南アジア研究所グローバルCOE特定研究員、大阪国際大学国際教養学部准教授を経て現職。この間、ライデン大学地域研究研究所(LIAS)客員研究員などを歴任。専攻は、国際関係論、安全保障論、平和研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)