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大きな嘘とだまされたい人たち

出版社名 あすなろ書房
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-7515-3158-7
4-7515-3158-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 334P 22cm

商品内容

要旨

ルネサンス期イタリア・フィレンツェの外交官ニッコロ・マキャベリは言った。「魅力的な嘘をつけるなら、信じるものは必ずいる」と。さまざまに活用されてきた「大きな嘘」。その歴史をたどり、賢く真実を検証する術に迫る!

目次

1 嘘という名のカーニバルではしゃぐ人々―嘘って何?
2 啓蒙思想と無知蒙昧―啓蒙思想と嘘と妄想
3 科学を否定する人たち―科学をかたどった嘘
4 女性にまつわる嘘―嘘で塗り固められた魔女狩りの歴史
5 嘘は雪玉のごとく―移民とユダヤ人への嘘と偏見
6 ソビエトの算数「2+2=5」―ロシアの大きな嘘の歴史
7 「アメリカが語る真実」の真相―アメリカ政府の大きすぎる嘘
8 強烈な嘘つきたちと媒体―変わりゆく媒体と、変容する嘘
9 写真の嘘―画像が語る嘘と真実
10 子どもを救え―標的にされるセレブたち
11 真実の投げ縄―まずは「自分の頭で考える」

出版社・メーカーコメント

なぜ、人は大きな嘘にだまされてしまうのか?スターリン、ヒトラー、トランプ…いつの時代も嘘を活用する為政者がいた。歴史上の様々な嘘を検証。正しい判断をするための1冊。

著者紹介

カーランスキー,マーク (カーランスキー,マーク)   Kurlansky,Mark
『ニューヨーク・タイムズ』紙でベストセラー入りした3冊(『鱈―世界を変えた魚の歴史』(飛鳥新社)、『「塩」の世界史―歴史を動かした、小さな粒』(扶桑社)、『1968―世界が揺れた年』(ヴィレッジブックス))を含む35冊の著作が、30言語に翻訳された、世界的ベストセラー作家。ジェームズ・ビアード財団賞、『ボナペティ誌』フードライター・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)、デイトン文学平和賞など、多数の受賞歴がある。また、ジャーナリストとして培った巧みな文章力を活かし大人にも十分魅力的なヤングアダルト向けの教養書(本書、及び『魚のいない世界』(飛鳥新社))も執筆している
橋本 恵 (ハシモト メグミ)  
翻訳家。東京生まれ。東京大学教養学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)