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小説みたいに楽しく読める脳科学講義

出版社名 羊土社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-7581-2129-3
4-7581-2129-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 215P 19cm

商品内容

要旨

脳はこころの司令塔?遺伝子や細胞レベルで脳の構造を解説!機能、老化、疾患、ブレインテックまで、脳科学研究の歩みといまがわかる一冊!

目次

第1章 脳の構造と機能のおはなし(脳とこころ
脳の解剖
脳の構造や機能の理解を進めたテクノロジー
脳の役割分担
学習と記憶)
第2章 さまざまな動物の脳と脳をつくる細胞のおはなし(脳をもつ動物/もたない動物
脳のサイズと知能
脳を形づくる細胞たち
脳の細胞と他の臓器の細胞の違い
脳はなぜ柔らかいの?
神経伝達の要所としてのシナプス
素早い神経伝達のための「ケーブル」)
第3章 脳の発生のおはなし(はじまりは「管」
神経管の中の“お母さん細胞”?
多様な神経細胞はどうやってつくられる?
神経細胞の位置はどうやって決まる?
神経回路のつくられ方)
第4章 脳の発達と老化のおはなし(グリア細胞の産生
シナプスの「刈り込み」
「臨界期」のしくみ
いくつになっても脳細胞はつくられる
脳の発生・発達の異常と神経発達障害
脳の老化と精神疾患)
第5章 脳科学研究のいま(光で神経回路を操作する
脳のシワはどうやってできる?
ヒトの大脳皮質はどのようにして“ハイスペック”になったのか?
脳と腸と免疫の大事な関係
新型コロナウイルス感染症による嗅覚障害
ブレインテック最前線)

出版社・メーカーコメント

脳のはじまりは筒?なぜ緊張するとお腹が痛くなる?脳にまつわる素朴な疑問を遺伝子・細胞レベルで解説します。脳科学研究の歴史をたどりながらブレインテックまで、知的好奇心を刺激する一冊!

著者紹介

大隅 典子 (オオスミ ノリコ)  
東京医科歯科大学歯学部卒、歯学博士。同大学歯学部助手、国立精神・神経センター神経研究所室長を経て、1998年より東北大学大学院医学系研究科教授(現職)。2006年より同大学総長特別補佐、2008年にディスティングイッシュトプロフェッサーの称号授与。2018年より東北大学副学長(広報・ダイバーシティ担当)、附属図書館長を拝命。「ナイスステップな研究者2006」「令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 理解増進部門」受賞。2022年に東北大学として「第4回輝く女性研究者活躍推進賞(ジュンアシダ賞)」受賞。第20〜22期日本学術会議第二部会員、第23〜25期同連携会員。専門分野は発生生物学、分子神経科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)