• 本

まずはこれだけ!抗菌薬の選び方と使い方のシンプルメソッド 感染症の診断から原因菌の推定、治療効果判定まで、もう迷わない!

シリーズGノート

出版社名 羊土社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7581-2360-0
4-7581-2360-8
税込価格 5,280円
頁数・縦 187P 26cm

商品内容

要旨

感染症診療のポイントを解説。4つの力を実際の臨床でどうやって使うかの例や、外来での感染症診療におけるNG行動も解説!日常診療で診る感染症への対応に自信がもてます!外来医から研修医、訪問診療医まで幅広い診療現場で役立つ!薬剤師、看護師、臨床検査技師などの方々にもおすすめ!

目次

第1章 総論〜感染症診療の流れ(はじめに:抗菌薬使用のルーチンワーク―誰もが実践できる、適切なアプローチ
感染症診断のための発熱アプローチ4ステップ
診断:最低限必要なものは? ほか)
第2章 市中で感染症を診る〜症候/疾患別アプローチ(肺炎アプローチ―「発熱+咳嗽+呼吸困難」症例の対応
尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎)アプローチ―主訴が「発熱のみ」症例の対応
胆道感染症(胆嚢炎、胆管炎)アプローチ―患者因子が複雑な症例への対応
蜂窩織炎アプローチ―クラスター化が重要な症例への対応)
第3章 これだけはダメ!外来での感染症診療におけるNG行動(ウイルス感染症疑いに抗菌薬を投与する
フォーカス不明型に精査をせずに抗菌薬を投与する
不明熱型に精査をせずに抗菌薬を投与する)

著者紹介

三村 一行 (ミムラ カズユキ)  
埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科/感染症科・感染制御科准教授。2006年に北海道大学医学部を卒業後、公立豊岡病院組合立豊岡病院で初期臨床研修を行い、国立病院機構姫路医療センターで呼吸器内科医として勤務。この時期に、現在の上司である岡秀昭先生と出会い、感染症科医の道を志す。その後、2013年から岡先生のもとで複数の病院で感染症診療に従事し、東邦大学医学部大学院(微生物・感染症学講座)を経て、2019年から埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科に入職。専門は感染症と呼吸器で、医学部生や若手医師への感染症教育、AS活動や感染症外来、不明熱診療などの指導に従事している
川村 隆之 (カワムラ タカユキ)  
埼玉医科大学総合医療センター感染症科・感染制御科助教。2016年に島根大学医学部医学科を卒業後、松江市立病院で初期研修を終え、富山大学医学部感染症科を経て、埼玉医科大学総合医療センター感染症科・感染制御科に入局。2022年に内科専門医、2024年に感染症専門医を取得。大学では抗菌薬適正使用支援チーム(antimicrobial stewardship team:AST)として、血液培養陽性症例や、特定抗菌薬使用症例の診察やフォローを行いながら、感染症外来として抗酸菌・真菌・HIV・梅毒の診察、総合診療内科外来での不明熱の診察も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)