• 本

寺山修司詩集

にほんの詩集

出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-7584-1409-8
4-7584-1409-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 159P 20cm

商品内容

要旨

戦後の高度経済成長時代のなか、多方面で活躍し、人々を魅了した才能・寺山修司は、一人の詩人としても大きな足跡を残した。本書では、詩を中心に、短歌・俳句、歌謡詩までを厳選して収録。青春の痛みと優しさを包んだ、寺山修司のエッセンス。

目次

人生処方詩集
『マザー・グース』より
『われに五月を』より
少女詩集
短歌
俳句
その他の詩篇
歌謡詩集

出版社・メーカーコメント

戦後の高度経済成長時代のなか、多方面で活躍し、人々を魅了した才能・寺山修司は、一人の詩人としても大きな足跡を残した。本書では、詩を中心に、短歌・俳句、歌謡曲までを厳選して収録。「故郷の母のことを思い出したら」「幸福が遠すぎたら」「五月の詩」などをはじめとした、青春の痛みと優しさを包んだ、寺山修司のエッセンス。

著者紹介

寺山 修司 (テラヤマ シュウジ)  
1935(昭和10)年、青森県弘前市に長男として誕生。45年、警察官の父が戦病死、母が米軍三沢基地で働く。48年、青森市立の中学に入学、文芸部で詩や俳句を創作。51年、青森県立青森高校入学。新聞部・文芸部に入り、詩や短歌を発表。この頃「東奥日報」などに俳句を投稿、学生の俳句大会を主催。54年、俳句雑誌「牧羊神」創刊。早稲田大学教育学部国語国文学科入学。「チエホフ祭」で「短歌研究」新人賞受賞。翌年、処女戯曲「忘れた領分」執筆。57年、作品集『われに五月を』、翌年、歌集『空には本』。谷川俊太郎の勧めでラジオドラマも書き始める。60年、劇団四季で「血は立ったまま眠っている」が上演。女優・九條映子と知り合う。競馬場は通い始める。大江健三郎らと「若い日本の会」に参加。評論・戯曲・詩歌を様々なメディアに発表。64年、塚本邦雄らと青年歌人を組織。この頃ラジオ・テレビドラマで芸術祭奨励賞など受賞。67年、横尾忠則や九條映子らと演劇実験室「天井棧敷」を設立。69年、渋谷に天井棧敷館落成。作詞した「時には母のない子のように」がヒット。71年、映画『書を捨てよ町へ出よう』でサンレモ映画祭グランプリ。パリなどで「邪宗門」他上演、映画や演劇の創作活動が評価され、時代の寵児に。76年、『田園に死す』でカンヌ映画祭審査員特別賞。83年、5月4日逝去。享年47歳。死後、三沢市に寺山修司記念館が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)