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藤田嗣治とは誰か 作品と手紙から読み解く、美の闘争史。

出版社名 求龍堂
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-7630-1501-3
4-7630-1501-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 238P 20cm

商品内容

要旨

天才画家の意外な素顔。武家の血筋を受け継ぐ、絵筆で闘った侍!窮地を救い支えた人々との交流、知られざる暮らしが今、活き活きと蘇る。未発表の新資料、手紙、葉書が満載。

目次

1章 作品の系譜を問う
2章 青春の日々
3章 藤田家の人々
4章 フランク・エドワード・シャーマンと戦後
5章 最後のフランス暮らし(すべてを絵画制作のために
藤田家の食卓
作品―都市パリからキリスト教へ
藤田の作品論
展覧会の開催と出品
富永惣一による藤田嗣治論
フランス国籍をとる
妻・君代への愛情
画家の死
パリのアトリエを拡げる
パリでの社交生活
ヴィリエ・ル・バクルの田舎暮らし
病との闘い)

著者紹介

矢内 みどり (ヤナイ ミドリ)  
美術史家。東京に生まれる。慶応義塾大学で美学美術史学を専攻し1975年卒業。その後、同学でフランス文学を専攻。卒論は「日本人の美意識と桜」「ユイスマンスの『さかしま』とギュスターヴ・モローのサロメ像」。目黒区美術館で約三十年間学芸員として、「レオナール・フジタ 絵と言葉展」「高野三三男アールデコのパリとモダン東京」展、「山名文夫 永遠の女性像・装いの美学」展など実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)