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現代日本の支配構造分析 基軸と周辺

出版社名 花伝社
出版年月 1988年1月
ISBNコード 978-4-7634-0205-9
4-7634-0205-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 383P 20cm

商品内容

要旨

なぜ様々な困難や苦痛を抱える国民が、にもかかわらず現在の体制を積極にせよ消極にせよ容認するに至ったのか。そういう支配の構造はいかなるものであり、いつ頃いかに形成されたのか。本書は、こうした現代日本社会の独特の構造とその矛盾のあらわれ方を、主として80年代以降に、この構造を維持するために支配層が行なった諸改革を検討する中で、明らかにしようとして試みたものである。

目次

序 本書の課題と視角
1 現代日本社会の構造(今日の反動化の根はどこにあるのか
現代日本の支配構造はいかに形成されたか)
2 国家体制の再編成(今日の改憲策動のどこが新しいか
第二臨調の「行政改革」は何をめざすか
政党法は政党をどう管理しようとしているか
なぜいま国家機密法なのか
支配はなぜ教育改革を必要としているのか)
3 方法論にかかわる付論(現代日本社会分析の課題)