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空海の座標 存在とコトバの深秘学

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-7664-2309-9
4-7664-2309-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 288P 20cm

商品内容

要旨

空海の生きた時代背景にそくしつつ、代表著作を精緻に読み解くことで、その思想の核心たるマンダラ思想が、どのようにして生まれ、体系化されていったのかを迫力ある筆致で描き出す力作。

目次

序章 仏教志向と秘門との出会い―『聾瞽指帰』の撰述
起の章 入唐留学と秘門の受法―『請来目録』の読み解き
承の章 韜黙の一紀―「中寿感興の詩并びに序」の読み解き
転の章 密蔵法門の宣揚―「勧縁疏」の読み解き
結の章 存在とコトバの深秘学―一字一文は法界に遍ず
終章 存在深層の構造

著者紹介

高木 〓元 (タカギ シンゲン)  
1930年島根県に生まれる。1956年高野山大学卒業。1958年東北大学大学院修了。インド学仏教史学専攻。元高野山大学学長。高野山大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)