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手塚治虫の『新宝島』 その伝説と真実

出版社名 小学館クリエイティブ
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-7780-3052-0
4-7780-3052-4
税込価格 2,090円
頁数・縦 222P 21cm

商品内容

要旨

戦後漫画の出発点『新宝島』の“核心”が新資料発掘により初めてベールを脱ぐ!手塚資料研究第一人者の著者が40年の研究成果のすべてを注いだ、注目の書。

目次

第1章 エポックメイキングと称されるべき『新宝島』(初めに「スピード太郎」ありき
「新宝島」の革新的な実験―「スピード太郎」の変貌
一センチのもつ意味?
衝撃の出逢いその証言と手塚治虫の不安 ほか)
第2章 手塚漫画の原点にあったものたちと映画的手法のそれからの展開(嗚呼「突喊居士」…沈黙の突貫
無字幕のコマ漫画
「突喊居士」から「親爺教育」へ…勝手なことを言う群衆?
「親爺教育」と「突喊居士」…記憶のなかの合体? ほか)

出版社・メーカーコメント

手塚治虫の戦後ストーリーマンガの出発点ともいわれる「新宝島」の謎に、手塚研究の第一人者といわれる著者が鋭く迫ります。新発掘資料を含む豊富な図版により「新宝島」の全貌が明らかにされます。

著者紹介

野口 文雄 (ノグチ フミオ)  
1945年、埼玉県川口市生まれ。少年時代より漫画と映画に明け暮れ、現在にいたる。主な漫画関連の仕事としては、75年より80年にかけて「虫の標本箱」刊行会責任者として、手塚治虫の初期単行本20冊の復刻企画に参画(青林堂刊)。同書の98年から2000年にかけての追加企画(ふゅーじょんぷろだくと刊)にも携わる。その他、80年、「手塚治虫初期漫画館」(名著刊行会)の監修・解説、「付録漫画傑作選」(国書刊行会)の企画・解説も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)