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慟哭のシベリア抑留 抑留者たちの無念を想う

歴史から学ぶ 2

出版社名 彩流社
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-7791-1573-8
4-7791-1573-6
税込価格 2,090円
頁数・縦 256P 19cm

商品内容

要旨

なぜシベリア抑留は起きたか?抑留者たちはどこに収容されたか?なぜ多くの犠牲者が発生したか?抑留者たちは何をさせられたか?犠生者たちは凍土の何処に眠るのか…。犠牲者たちへの鎮魂とは。

目次

はじめに―シベリア抑留とは何か、その問題点の提起
第1章 疑問の残る日露両政府把握の抑留者数と死亡者数
第2章 日本人抑留者収容所の地域的分布と被収容者概数
第3章 野蛮な抑留者移送と大量の犠牲
第4章 日本人抑留者収容所の管理と処罰の仕方
第5章 栄養失調をもたらした抑留者たちの食糧事情
第6章 抑留者たちの強制労働
第7章 シベリア抑留各地区での死亡状況と死亡者数
第8章 冒涜的な死亡抑留者の埋葬と埋葬地の現状及び今後の課題

出版社
商品紹介

歴代政府の補償問題や裁判に対する事実否認に対し、同胞の多くの苦しみと犠牲への鎮魂として更なる事実を解明した書。

著者紹介

阿部 軍治 (アベ グンジ)  
1939年宮城県生まれ。早稲田大学露文科卒業。同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。筑波大学講師、助教授を経て同大学教授(現代語・現代文化学系)。2003年定年退職、現在筑波大学名誉教授、日本トルストイ協会副会長。専攻はロシア文学・文化、旧ソ連邦の地域研究、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)