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トランプ報道のフェイクとファクト

出版社名 かもがわ出版
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-7803-1012-2
4-7803-1012-1
税込価格 1,870円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

北朝鮮問題をはじめ、なぜ事実にもとづかないニュースが大手メディアでも横行するのか。近著『ファクトチェックとは何か』(岩波書店、共著)が尾崎行雄記念財団の「ブックオブザイヤー」に選ばれた(18年12月)著者が、間違いを生む構造を明らかにし、読者が真実にたどり着くための道を示す。

目次

第1章 トランプ政権下のアメリカ(中間選挙が意味するものは何か
アメリカ社会の分断
大統領vsメディア)
第2章 日本の国際報道がゆがむ理由と構造(トランプ大統領を過信する日本
根拠を示さない日本の報道
トランプ大統領は北朝鮮に強硬的なのか
核心が伝えられない日本のトランプ報道
何が日本の国際報道をゆがめるのか)
第3章 トランプ政権に「政策」は有るのか?(2017年1月
2017年2月
2017年3月
2017年4月
就任100日以後
就任2年目
壁)
補章 ロシアゲートとは何か?(就任前から疑問視されていたロシアとの関係
ロシア疑惑とロシアゲート
FBIvs大統領
特別検察官ロバート・モラー
大統領と利益相反)

おすすめコメント

北朝鮮の非核化でも国境の壁でも日本の報道は真実を伝えていない。元NHK国際報道局デスクが米国とも対比しつつ報道のあり方を示す。

著者紹介

立岩 陽一郎 (タテイワ ヨウイチロウ)  
調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。1991年一橋大学卒業。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際報道局デスクとして主に調査報道に従事。「パナマ文書」取材に中心的に関わった後にNHKを退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)