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金継ぎ上達レッスン 自分らしく器を繕う

新装改訂版

メイツ出版のコツがわかる本

出版社名 メイツユニバーサルコンテンツ
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-7804-3046-2
4-7804-3046-1
税込価格 2,310円
頁数・縦 128P 26cm
シリーズ名 繕うワザを磨く金継ぎ上達レッスン

商品内容

要旨

伝統の漆技法をもとに、大切な品を美しくよみがえらせる。小さな欠けこそ丁寧に。基本と応用の修繕をステップごとにわかりやすく解説。

目次

1 金継ぎで使う道具と材料の準備(破損状態の確認 STEP01 器の破損状態に合わせた修繕方法を選ぶ
繕いの準備 STEP02 修繕前にクリーニングと下処理をする ほか)
2 小さな欠けを繕う(陶器の欠け1 織部釉小鉢 LESSON01 口縁の小さな欠けを丁寧に繕う
陶器の欠け2 外焼締ボウル LESSON02 釉薬のかかっていない器はマスキングをする ほか)
3 ヒビを繕う(磁器のヒビ 白磁カップ LESSON05 ヒビの上に漆を置いて染み込ませる
いろいろなヒビ紹介)
4 割れを繕う(磁器の割れ1 織部釉フィンカップ LESSON06 麦漆を塗ったら湿気を取り込んで接着する
磁器の割れ2 染付飯茶碗 LESSON07 破片を仮組みしてから麦漆で接着する ほか)
5 難易度の高い破損を繕う(陶器の大きな欠け 織部釉小鉢 LESSON09 強度の高い刻苧漆で大きな欠けを造形する
陶器の複雑な割れ1 白釉マグカップ LESSON10 取っ手の接着部分に麻糸を巻きつけて補強する ほか)

出版社・メーカーコメント

より本格的に金継ぎに取り組みたい層に向けて上達のコツをまとめた

著者紹介

持永 かおり (モチナガ カオリ)  
多摩美術大学にて、ガラス工芸と陶芸を学ぶ。卒業後、陶作品を制作・発表しながら「いけばな草月」本部造形科陶芸コースで加藤清之氏・小川待子氏の助手として指導にあたる。その間、多くの美術品や花器・器の修理修復を手掛ける。愛用の飯碗を割ってしまい、修理のため漆の勉強を始める。2011年の震災を機に「造る」側から「直す」側へと転身、自宅にてワレモノ修理プロジェクト「モノ継ぎ」を立ち上げる。2013年より漆芸蒔絵第一級技能士・小林宮子先生主催の蒔絵教室にて漆全般の知識と技を学ぶ。現在、D&DEPARTMENT TOKY0と「モノ継ぎ」HPを窓口に、依頼された陶磁器・ガラス器を国産漆で繕いながら、漆継ぎ個人レッスンも開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)