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評伝マルコム・マクラーレン

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-7816-2281-1
4-7816-2281-X
税込価格 6,600円
頁数・縦 757P 図版16P 22cm

商品内容

要旨

決定的評伝、ついに翻訳。これが本当のマルコムだ。彼が生んだものはセックス・ピストルズだけではなかった―

目次

1 男の子はどこまでも男の子
2 レット・イット・ロック
3 セックスとスタイルと破壊工作
4 僕はセックス・ピストルだ
5 ワールズ・エンド
6 ワイルド・ウエスト
7 「僕の父さんだ」
8 ザ・カジノ・オブ・オウセンティシティ・アンド・カラオケ
9 ワイルド・ストロベリーズ
10 歴史は小便をかけるためにある

出版社・メーカーコメント

「悪いことは良い。良いことはただつまらない」(マルコム・マクラーレン)アナーキスト、シチュアシオニスト、ポストモダニスト、ファッションデザイナー、アートディレクター 、パンクロッカー、ヒップホップ・アーティスト、映像作家、スピルバーグのグル、市長候補、ユダヤ人、トラブルメーカー、オペラ愛好家、捨てられた息子、不在の父親……はたしてマルコムとは何者だったのか?ポップカルチャー史における最重要事件=「パンク」。このムーブメントをつくりだした、マルコム・マクラーレン(1946−2010)の決定版評伝の翻訳書『評伝 マルコム・マクラーレンその生涯と時代』(仮)が、イースト・プレスより刊行される。あらゆるジャンルで奇抜なアイデアを実行した、その〈多才すぎる〉マルコムの全体像を、友人・関係者の証言と家族の手記から明らかにする。すべてのストリートカルチャー・ファン必読の700頁。【各メディアで絶賛!】「本書はロック伝記の『市民ケーン』だ。忘れられない芸術・文化・英国のエキセントリックさをめぐる旅で、すばらしい物語だ。読み物としてもすばらしい。もし、誰かの家を訪れ本棚にこの本が無ければ、一緒に寝るなというのが私のアドバイスだ。」アンドリュー・オへイガン(作家)「読むのが止められなかった。マルコムはオレたちに、退屈と怒りからアートを創りだすインスピレーションを与えてくれた。オレたちを解放してくれた。」 ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム)「この卓越した渾身の伝記は、輝かしい幻想と常軌を逸する可能性への扉を開く。」アラン・ムーア(作家)「ずば抜けている……この本で、ゴーマンは、マクラーレンを「偉大なるロックンロールの詐欺者」「モラル的に破綻したパンクのメフィストフェレス」といった凝り固まったイメージから剥離させ、彼の芸術学校のルーツ、アイデアへの愛へと説得力をもって迫っている。本書では、やっかいで、不快で、残酷でさえあった彼が、決して退屈な存在でなかったことを明確に示す。」『サンデー・タイムズ』

著者紹介

ゴーマン,ポール (ゴーマン,ポール)   Gorman,Paul
英国生まれ、作家。これまでにマクラーレンに関する展覧会やイベントを企画
川田 倫代 (カワダ ミチヨ)  
広島県出身。翻訳家。ブリティッシュ・ロックとカルチャーに憧れ渡英、そのまま居つく。大学では歴史学と考古学を専攻。ロンドンで図書館司書を務めるかたわら、翻訳者として活動。過去にミュージシャンのインタビューやライヴレポート、コラムなどを寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)