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ガングロ族の最期 ギャル文化の研究

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-7816-2301-6
4-7816-2301-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 366P 19cm

商品内容

要旨

ビーチイズムからギャルは生まれた。かつて渋谷には、ヤマンバ、マンバなどと呼ばれた極端に肌を黒く焼いた「ガングロ・ギャル」がいた。彼女たちはどのようにして生まれ、そして消えていったのか。戦後日本のメディア環境と日焼けスタイルの歴史から、ギャル文化の源流をスリリングに読み解く!

目次

序章 インターネットのせい
第1章 ガングロ・ルックの源流(フランス・ガングロ・ルック
カリフォルニア・ガングロ・ルック
東京・ガングロ・ルック)
第2章 渋谷・ガングロ・ルックの変遷(一九七〇年代後期の渋谷・ガングロ・ルック―サーファー・陸サーファー
一九八〇年代中期の渋谷・ガングロ・ルック―ロコガール
一九九〇年代初期の渋谷・ガングロ・ルック―ポスト・ロコガール
一九九〇年代中期の渋谷・ガングロ・ルック―コギャル
一九九〇年代後期の渋谷・ガングロ・ルック―ガングロ
二〇〇〇年代の渋谷・ガングロ・ルック―ゴングロ・ヤマンバ・マンバ)
終章 ハロウィンの渋谷

著者紹介

久保 友香 (クボ ユカ)  
1978年、東京都生まれ。2000年、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科卒業。2006年、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。博士(環境学)。専門はメディア環境学。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、東京工科大学メディア学部講師、東京大学大学院情報理工学系研究科特任研究員など歴任。日本の視覚文化の工学的な分析や、シンデレラテクノロジーの研究に従事。2008年『3DCGによる浮世絵構図への変換法』でFIT船井ベストペーパー賞受賞。2015年『シンデレラテクノロジーのための、自撮り画像解析による、女性間視覚コミュニケーションの解明』が総務省による独創的な人向け特別枠「異能(Inno)vation」プログラムに採択(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)